DPワールドツアーは27日開幕のBMWオーストラリアPGA選手権で新シーズンがスタートする。

　2026年シーズンは現時点で42大会が予定され、メジャーを除く賞金総額は過去最高の1億5,750万ドル（約246億8,000万円）。これまで翌年のフルシード権は年間ポイントランク110位以内に与えられたが、今季から100位以内に縮小される。

　開幕戦の会場は4年連続開催となるロイヤル・クイーンズランドGC（7,085ヤード・パー71）。2022年はキャメロン・スミス（豪）、2023年はミンウ・リー（豪）が制し、悪天候で54ホール短縮競技となった昨年はエルヴィス・スマイリー（豪）が通算14アンダーでツアー初優勝を飾った。

　今年も大会3勝のスミスをはじめ、ミンウ・リー、スマイリー、そしてアダム・スコット（豪）が歴代王者として出場する。さらに、地元のジェフ・オギルビー、キャム・デービス、マーク・リーシュマン、昨季3勝でポイントランク2位に入ったマルコ・ペンジ（英）もフィールド入りした。

　日本から桂川有人が唯一参戦。実戦は4位タイに入ったジェネシス選手権以来およそ1カ月ぶりとなる。