DPワールドツアーのDPワールドツアー選手権は15日、アラブ首長国連邦のジュメイラ・ゴルフ・エステート アースC（7,706ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、4年連続7回目の年間王者を狙うローリー・マキロイ（北アイルランド）が2位タイから5バーディ、1ボギーの「68」を記録し、通算13アンダー首位タイに浮上した。

　年間チャンピオンの可能性を残すティレル・ハットン（英）は1打差の3位タイ、マルコ・ペンジ（英）は9打差の36位タイで最終日を迎える。年間王者争いは事実上、マキロイとハットンに絞られたが、現地メディアによると、ハットンが逆転での年間タイトルを手にするには自身が優勝し、マキロイがトップ8を外す必要がある。

　マキロイと並ぶ通算13アンダー首位タイにラスムス・ネールゴール・ペーターセン（デンマーク）、ハットンと同じ通算12アンダー3位タイにマシュー・フィッツパトリック（英）、トミー・フリートウッド（英）、ラスムス・ホイガールト（デンマーク）らが続く。

　また、通算11アンダー9位タイにジャスティン・ローズ（英）、ルドヴィク・オーバーグ（スウェーデン）、ニコライ・ホイガールト（デンマーク）、通算10アンダー12位タイにシェーン・ロウリー（アイルランド）、ロバート・マッキンタイア（スコットランド）らがつけている。

　17位タイからスタートした中島啓太は4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算8アンダー18位タイで残り18ホールへ。今大会を終えた時点のポイントランク上位10人（有資格者を除く）が来季の米ツアー出場権を獲得。中島は9番手で最終戦を迎え、3日目終了時点の暫定ランクでもその位置をキープしている。