米男子シニアツアーのチャールズ・シュワブ・カップ選手権が13日、米アリゾナ州のフェニックスCC（6,860ヤード・パー71）で開幕。ポイントランク上位36人が出場するプレーオフ最終戦は、賞金総額300万ドル（約4億6,000万円）、優勝賞金52万8,000ドル（約8,000万円）で開催される。

　ツアー公式サイトによると、年間チャンピオンの可能性を残しているのはスティーブン・アルカー（ニュージーランド）、ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）、スチュワート・シンク（米）、アーニー・エルス（南ア）、トーマス・ビヨーン（デンマーク）のポイントランク上位5人まで。

　前戦シモンズ・バンク選手権の優勝でトップに躍り出たアルカーは、展開次第では今大会最下位でも2年連続3回目の王者戴冠の可能性がある。一方、ヒメネスは単独14位、シンクは4位タイ（2人まで）に入る必要があり、エルスとビヨーンは優勝が絶対条件だ。

　また、ツアー通算47勝の鉄人ベルンハルト・ランガー（独）にも注目したい。昨年大会を通算18アンダーで制し、土壇場でシニアツアーでのシーズン連続優勝記録を「18年」に伸ばした。2025年シーズンもここまでは優勝がなく、68歳となった今年もラストマッチに記録更新をかける。