米女子ツアーのザ・アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカンは13日、米フロリダ州のペリカンGC（6,349ヤード・パー70）で開幕する。昨年はネリー・コルダ（米）が通算14アンダーで大会3勝目、シーズン7勝目を挙げた。

　今季最後のフルフィールドイベントに日本勢は世界ランク3位の山下美夢有をはじめ、竹田麗央、岩井明愛、西郷真央、岩井千怜、勝みなみ、古江彩佳、馬場咲希、吉田優利、渋野日向子、西村優菜、笹生優花が参戦する。前週のTOTO ジャパンクラシックを制した畑岡奈紗は出場しない。

　今シーズンも残すところ2試合となった。次週の最終戦、CMEグループ・ツアー選手権（20～23日／米フロリダ州／ティブロンGC）に進出するのはポイントランク上位60人に限られるため、来季のシード権争い（フルシードは上位80人、準シードは81位～100位）は今週で決着する。

　山下（2位）、竹田（4位）、岩井明愛（12位）、西郷（13位）、岩井千怜（14位）、勝（18位）、古江（22位）の最終戦進出は確定しているが、61位の馬場、70位の吉田は滑り込み出場へ結果が求められる。また、104位の渋野、127位の西村はシード権確保へ上位フィニッシュが必須という状況だ。

　大会には連覇と今季初優勝に挑むコルダに加え、チェ・ヘジン（韓）、キム・アリム（韓）、イ・ソミ（韓）、チャーリー・ハル（英）、ロッティ・ウォード（英）、ハンナ・グリーン（豪）らトップ選手が集結するが、馬場、吉田、渋野、西村の大一番での奮起に期待したい。

　また、スポンサー推薦でツアーデビューを果たすドナルド・トランプ米大統領の孫娘、カイ・トランプ（米）のプレーも大きな話題を集めそうだ。