海外男子
誰が生き残り、誰が弾かれる? シード権をかけた“秋のサバイバル”は残り3試合
2025年11月2日(日)午後1:42

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米男子ツアーのフェデックスカップフォールは残り3試合。2026年シーズンの出場権をかけた「トップ100争い」がいよいよ佳境に入る。
今年のシード権争いは例年以上の激戦になると見られている。これまで翌年のフルシード権を得られるのは年間ポイントランク上位125人だったが、今季からその枠は100人に削減。ツアーの競争力を高め、出場資格の価値をいっそう明確にする狙いがあるようだ。
秋シリーズはすでに4試合を終えたが、ツアー公式サイトによると、開幕時点でトップ100にいた5人が圏外へと転落している。サミ・バリマキ(フィンランド/87位→103位)、ジョエル・ダーメン(米/93位→109位)、パトリック・フィッシュバーン(米/95位→105位)、アンドリュー・パットナム(米/96位→111位)、テイラー・ムーア(米/100位→116位)の5人だ。
一方で、秋シリーズに入ってトップ10入り3回と好調のリコ・ホーイ(フィリピン/106位→61位)、第2戦のサンダーソンファームズチャンピオンシップを制したスティーブン・フィスク(米/140位→67位)が大きく順位を上げ、ヴィンセント・ホエーリー(米/101位→89位)、マックス・ホーマ(米/111位→93位)、トービヨン・オルセン(デンマーク/120位→98位)も圏内へと滑り込んでいる。
では、残り3試合でどれだけの変動が起こり得るのか。ツアー公式サイトによれば、昨年の秋シリーズでは8人の入れ替えが発生しており、ボーダーラインが125位から100位に下がった今年もその数字がひとつの目安になるとの見解を示している。
現時点のトップ100外には、ツアー優勝経験者のラント・グリフィン(米/112位)、リー・ホッジス(米/117位)や、歴代年間王者のブラント・スネデカー(米/120位)、通算9勝のマット・クーチャー(米/121位)の名前も。さらには、サム・ライダー(米/108位)、アレックス・ノレン(スウェーデン/118位)といった実力者も生き残りをかけて戦っている。
なお、93位のホーマやカール・ビリプス(豪/92位)、トム・キム(韓/96位)、ビリー・ホーシェル(米/102位)、オースティン・エクロート(米/106位)は過去の優勝実績によって2026年シーズンの出場資格を保持。マスターズ王者のアダム・スコット(豪/100位)も一昨年のランキングでトップ30入りを果たしていることで、すでに来季のフルシード権を確保している。
次戦は6日開幕のワールドワイドテクノロジーチャンピオンシップ(メキシコ/エルカルドナル at ディアマンテ)。残る3試合で誰が生き残り、誰が弾かれるのか。“秋のサバイバル”から目が離せない。
(写真:Getty Images)
今年のシード権争いは例年以上の激戦になると見られている。これまで翌年のフルシード権を得られるのは年間ポイントランク上位125人だったが、今季からその枠は100人に削減。ツアーの競争力を高め、出場資格の価値をいっそう明確にする狙いがあるようだ。
秋シリーズはすでに4試合を終えたが、ツアー公式サイトによると、開幕時点でトップ100にいた5人が圏外へと転落している。サミ・バリマキ(フィンランド/87位→103位)、ジョエル・ダーメン(米/93位→109位)、パトリック・フィッシュバーン(米/95位→105位)、アンドリュー・パットナム(米/96位→111位)、テイラー・ムーア(米/100位→116位)の5人だ。
一方で、秋シリーズに入ってトップ10入り3回と好調のリコ・ホーイ(フィリピン/106位→61位)、第2戦のサンダーソンファームズチャンピオンシップを制したスティーブン・フィスク(米/140位→67位)が大きく順位を上げ、ヴィンセント・ホエーリー(米/101位→89位)、マックス・ホーマ(米/111位→93位)、トービヨン・オルセン(デンマーク/120位→98位)も圏内へと滑り込んでいる。
では、残り3試合でどれだけの変動が起こり得るのか。ツアー公式サイトによれば、昨年の秋シリーズでは8人の入れ替えが発生しており、ボーダーラインが125位から100位に下がった今年もその数字がひとつの目安になるとの見解を示している。
現時点のトップ100外には、ツアー優勝経験者のラント・グリフィン(米/112位)、リー・ホッジス(米/117位)や、歴代年間王者のブラント・スネデカー(米/120位)、通算9勝のマット・クーチャー(米/121位)の名前も。さらには、サム・ライダー(米/108位)、アレックス・ノレン(スウェーデン/118位)といった実力者も生き残りをかけて戦っている。
なお、93位のホーマやカール・ビリプス(豪/92位)、トム・キム(韓/96位)、ビリー・ホーシェル(米/102位)、オースティン・エクロート(米/106位)は過去の優勝実績によって2026年シーズンの出場資格を保持。マスターズ王者のアダム・スコット(豪/100位)も一昨年のランキングでトップ30入りを果たしていることで、すでに来季のフルシード権を確保している。
次戦は6日開幕のワールドワイドテクノロジーチャンピオンシップ(メキシコ/エルカルドナル at ディアマンテ)。残る3試合で誰が生き残り、誰が弾かれるのか。“秋のサバイバル”から目が離せない。
(写真:Getty Images)
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