米女子ツアーのメイバンク選手権は30日、マレーシアのクアラルンプールG＆CC（6,536ヤード・パー72）で開幕する。昨年大会はイン・ルオニン（中）が首位タイから出た最終日に「65」をマークし、通算23アンダーでシーズン3勝目を挙げた。

　日本勢は前週の国別対抗戦で4位となった山下美夢有、竹田麗央、古江彩佳をはじめ、岩井明愛、岩井千怜、勝みなみ、畑岡奈紗、馬場咲希、吉田優利が出場する。

　注目は好調を維持する勝と畑岡だ。勝は今月に入ってロッテ選手権で単独3位、翌週のビュイックLPGA上海で単独2位を記録。畑岡も2週前のBMWレディース選手権で単独2位に入るなど直近6試合でトップ10入り5度をマークしており、シーズン終盤に状態を上げている。

　今季は残り4試合。ポイントランク65位の馬場と同71位の吉田は、同ランク上位60人に絞られる最終戦、CMEグループ・ツアー選手権（11月20～23日／米フロリダ州／ティブロンGC）進出に向けてポイントを積み上げたいところ。

　イン・ルオニンは連覇、セリーヌ・ブティエ（仏）は2年ぶりの大会2勝目へ。2年連続単独2位のジーノ・ティティクル（タイ）、BMWレディース選手権優勝のキム・セヨン（韓）、リディア・コ（ニュージーランド）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）も参戦する。