米男子シニアツアーのプレーオフシリーズ初戦、ドミニオンエナジー チャリティークラシックは17日、米バージニア州のザ カントリークラブ オブ バージニアで開幕し、アーニー・エルス（南ア）が6バーディ、ノーボギーの「66」を記録。ジャスティン・レナード（米）、スティーブ・アラン（豪）と6アンダー首位タイで並んでいる。

　メジャー4勝のレジェンドにとってこの日は56歳のバースデイ。「誕生日を台無しにしたくはなかったので、かなりプレッシャーがありましたね。もう56歳でツアーの中でも中堅どころになってきました。でも今日は本当にいい一日で、どうやってボギーを打たずに済んだのかは分かりませんが、スコアを出すには最高の一日でした」と振り返った。

　今シーズンはここまで22試合に出場し、開幕戦優勝など10試合でトップ5入り。トップ25を外したのはわずか1試合と抜群の安定感を披露した。前週のレギュラーシーズン最終戦、SASチャンピオンシップも単独2位と状態も上向きで、「ずっと安定したいいゴルフができています。ドライバーも気に入っているし、アイアンの調子もいい」と手応えを掴んでいる。

　残り2日間に向けては「伸ばし合いになると思います。天気も良さそうですし、コースコンディションも最高です」とコメント。「いいスコアを出していかないと」と今季2勝目へ気を引き締めていた。

　なお、日本の藤田寛之は3バーディ、4ボギーの「73」で回り、1オーバー49位タイで2日目を迎える。

（写真：Getty Images）