1日、ライダーカップ（26日～／米ニューヨーク州／ベスページ・ステート・パーク ブラックC）で欧州選抜の主将を務めるルーク・ドナルド（英）がキャプテンピック6人を発表。LIVゴルフでプレーするジョン・ラーム（スペイン）も選出された。

　ドナルド主将からの指名を受けたラームは「特別なものになるだろう。ベスページに行くのが待ちきれない」と喜びを語ると、「ニューヨーカーは素晴らしいファンになると思う。一番大きなチャレンジは（敵地の）雰囲気かもしれないけど、それを有利に活用することもできる」と意気込み。欧米決戦は4大会連続4度目の出場となる。

　ラームは今季、主戦場のLIVゴルフで年間王者に輝いた。未勝利ながら13試合すべてで11位以内に入る抜群の安定感を披露。また、メジャー大会でもマスターズ14位タイ、全米プロゴルフ選手権8位タイ、全米オープン7位タイと変わらぬ存在感を示した。

　ラームについてドナルド主将は、「彼がライダーカップの歴史とその意義について理解していることは驚くべきものだ。そして彼は明らかに、これまで道を切り開いてきた素晴らしいスペインの選手たち、セルヒオ（ガルシア）、ホセ・マリア（オラサバル）、セベ（バレステロス）の足跡をたどりたいと考えている」と語っている。

　なお、LIVゴルフからはティレル・ハットン（英）もメンバー入りしており、ブライソン・デシャンボーも米国選抜の一員に名を連ねている。