LIVゴルフのインディアナポリス大会は17日、米インディアナ州のザ・クラブ at チャタム・ヒルズ（7,143ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、ジョン・ラーム（スペイン）が今季未勝利ながら年間王者に輝き、ボーナスの1,800万ドル（約26億円）を手にした。

　ラームは「60」を叩き出し、通算22アンダーで並んだセバスチャン・ムニョス（コロンビア）とのプレーオフには敗れたが、今季5勝のホアキン・ニーマン（チリ）をポイントレースで逆転した。優勝したムニョスは400万ドル（約5.8億円）、単独2位のラームは225万ドル（約3.3億円）も獲得している。

　香妻は通算6アンダー40位タイ。ポイントランク32位で来季出場は確定せず、オープンゾーン（25位～48位）に入った。ロックゾーン勢（24位まで）は来季出場が確定、所属チームとの契約は自動更新。しかし、オープンゾーンの香妻らはトレードまたは放出対象となり、現在のチームに契約延長の義務はない。

　香妻は昨年もオープンゾーンにいたが、再契約となり今季をフルで戦った。所属中のアイアンヘッズGCはケビン・ナ（米）が主将を務め、チャン・ユビン（韓）、ダニー・リー（ニュージーランド）が仲間。この中で今シーズン最もポイントを稼いだのは香妻なので、再契約の期待はできそうだ。

　チーム戦はニーマンが率いるトルクGCが通算64アンダーで優勝。アイアンヘッズは通算25アンダーで13チーム中11位だった。

　今大会をもって個人戦は終了。22日からの12チームによる対抗戦がシーズン最後の大会となる。総合順位でアイアンヘッズは最下位だが、今年から導入された「The Play-in」で、12位のマジェスティックGCを下せば対抗戦に参加できる。