スティーブ・ウェブスター（英）が他の選手のミスで単独トップの座をキープした。

　欧州ツアーのモラビア・セレシア・オープン（チェコ共和国、プロスパー・ゴルフ・リゾート）は現地時間の1日、第3ラウンドの競技を終了。前日首位タイのウェブスターが3アンダー69をマークし、通算11アンダーでトーナメントをリードした。1打差の2位タイに同郷のグレーム・ストーム（英）とイグナシオ・ギャリド（スペイン）の2人。通算9アンダー4位タイにサム・リトル（英）、ギャレス・メイビン（北アイルランド）がつけている。

　実はこの日リーダーボードの最上段を走っていたのはギャリドの方。12番から3連続バーディを奪った後、16番のチップインイーグルで一気に上位陣を抜き去った。ところが最終18番でミスショットを重ねて痛恨のダブルボギー。通算10アンダーにギャリドがスコアを落としたことで、ウェブスターが棚ぼた的にトップに立ったというわけだ。「今日もすごく良いプレーが出来ている。ところどころでパットが決まらなかったけれど、その分明日入ってくれれば良い」と言うウェブスター。5打差に13人がひしめく中、果たして逃げ切り優勝なるか注目だ。

　尚、2週間前の全英オープンでトップ3入りを果たした21歳のクリス・ウッド（英）は1つしかスコアを伸ばせず、通算4アンダー23位タイにとどまっている。