国内男子ツアーの新規大会、リシャール・ミル チャリティトーナメント（石川県／能登カントリークラブ）で、池村寛世が逆転で約3年ぶりのツアー通算3勝目を飾った。

―3勝目を飾った

　去年から最終日まで良い位置にいて、伸ばせずに終わるのが課題だったので、体力アップのためにランニングをしたり、心拍数を意識しながら有酸素運動を取り入れました。それが良かったのかなと思います。

―スタート前の心境は

　意外と緊張する感じもなくスタートできました。そこまでのプレッシャーはなかったですが、久々の試合でフワフワした感じはありました。昨日は我慢して後半に4バーディだったので、今日は早いタイミングでバーディが入ってくれて気持ち的には楽でした。

―収穫はあったか

　弱いところはショートゲームだと感じていて、ウェッジを変えました。2週間前に新しいウェッジを作ってもらって、良い武器になると思いました。

―キャディを務める妻に早く優勝を届けたかった

　いい位置にいながら気持ちよく試合を締めくくれないのが課題でした。アジアンツアーでも優勝争いをしたいという目標もありますし、今回は課題をクリアできました。

―妻への感謝

　結果でしか返すことができないので、今年は絶対に勝ちたいと思っていました。今年の目標が日本ツアーとアジアンツアーで勝つことで、とりあえず日本ツアーで勝てました。僕はプレー中、ネガティブになることが多いですが、彼女は逆にずっとポジティブです。力強い味方がずっといます。複数回優勝のチャンスもあるので、頑張っていきたいです。

―アジアンツアーでの目標

　LIVの選手がアジアのインターナショナルシリーズに来て、半分くらいがトップ10にいるので、そこで自分も戦いたいです。先輩の香妻（陣一朗）選手も優勝争いをしていて刺激になっています。

―賞金王への想い

　まだ中盤なので分からないですが、ここから後半戦が始まるにあたって、賞金王に向けて自分のモチベーションを高めていけたら、おのずとそのままアジアンツアーでも結果が出てくると思います。日本の上位にいれば米下部ツアーのQTも受けられますし、海外に行きたいという思いは強いので、その為にもここからどんどんモチベーションを上げて頑張っていきたいです。

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