前週スウェーデンで優勝を飾ったリカルド・ゴンザレス（アルゼンチン）に続けとばかり、アルゼンチン出身の21歳、タノ・ゴヤが好スタートを切った。

　現地時間30日に開幕したモラビア・セレシア・オープン（チェコ共和国、プロスパー・ゴルフ・リゾート）の第1ラウンド。1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー65と爆発したゴヤが、スティーブ・ウェブスター＆ジョン・ビッカートンの英国コンビに1打差をつけ単独トップに立った。5アンダー67、4位タイにフランソワ・デラモンターニュ（仏）、イグナシオ・ギャリド（スペイン）、ロバート-ジャン・ダークセン（オランダ）が続いている。

「先週は優勝したゴンザレスとずっと一緒に行動していた。やっぱり凄く良い刺激だった。彼はとても良いプレーをしていたからね」と今年3月ポルトガルで行われたマデイラ・アイランド・オープン以来のツアー勝利を狙うゴヤ。この日はショットが好調で18ホール中、17ホールでパーオンに成功し、好スコアに結びつけた。今季はアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）がマスターズを制するなど、南米勢の勢いがある。アルゼンチン勢2週連続優勝目指し、ゴヤがエンジン全開でひた走る。

　一方、全英オープンでプレーオフまであと一歩と迫った英国期待の新鋭クリス・ウッド（英）は、1アンダー71でミゲール・A・ヒメネス（スペイン）らと並び25位タイからのスタートとなっている。