海外女子メジャーのKPMG全米女子プロゴルフ選手権は21日、テキサス州のフィールズ・ランチ・イースト at PGAフリスコ（6,604ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、8位タイから出た山下美夢有は4バーディ、5ボギーの「73」と落とすも、通算1オーバー3位タイに浮上した。

　岩井千怜も通算2オーバー6位タイの好位置で最終日へ。そのほか、竹田麗央は通算5オーバー18位タイ、勝みなみは通算7オーバー35位タイ、畑岡奈紗、西村優菜は通算8オーバー40位タイ、岩井明愛、笹生優花は通算11オーバー62位タイで3日目を終えた。

　3打差2位タイからスタートしたミンジー・リー（豪）が「69」を記録し、通算6アンダーでメジャー通算3勝目、ツアー通算11勝目に王手。ジーノ・ティティクル（タイ）が通算2アンダー単独2位、山下、レクシー・トンプソン（米）、チェ・ヘジン（韓）が通算1オーバー3位タイで続く。

　2021年覇者のネリー・コルダ（米）は通算2オーバー6位タイ、2023年優勝のイン・ルオニン（中）は通算3オーバー10位タイ、2016年チャンピオンのブルック・ヘンダーソン（カナダ）は通算4オーバー15位タイ。リディア・コ（ニュージーランド）、マヤ・スターク（スウェーデン）は通算6オーバー26位タイとなっている。