国内女子ツアー、今季公式戦第2戦の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は11日、千葉県のキングフィールズゴルフクラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2位タイからスタートした三塚優子が3アンダー69で回って通算6アンダーとし、嬉しいメジャー初優勝を飾った。また、前日に単独首位に立っていた横峯さくらは4オーバー76と崩れ、通算2アンダーの単独3位に終わった。

　三塚は前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーで回ると、後半の15番パー4でバーディを奪取。16番、17番をパーで粘ると、最終18番ではバーディパットが惜しくも外れたが、ウィニングパットをしっかり沈めて同ツアー公式戦初Vを手にした。今大会、三塚は第1ラウンドから2位以内をキープする安定感を見せ、2009年開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント以来となるツアー4勝目を挙げた。

　一方の横峯は、前半で2ボギーを叩くと、後半最初の6ホールでも、11番からの3連続を含む4つのボギーを記録する乱調ぶり。上がり2ホールで連続バーディを決めたが、この日4つスコアを落とし、2009年最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ以来のメジャータイトル獲得はならなかった。

　単独2位には、7バーディ、3ボギーの4アンダー68で回り、通算5アンダーとしたフォン・シャンシャン（中）。最後の2ホールでバーディを奪い追い上げを見せたが及ばなかった。前日に8位タイにつけていた不動裕理は、通算1オーバーで服部真夕とともに6位タイ。福嶋晃子は通算2オーバーで前日から順位変わらず8位タイ、ディフェンディング・チャンピオンの藤田幸希は、この日7オーバーの通算4オーバーで12位タイに沈んだ。

　また、賞金ランキング1位のアン・ソンジュ（韓）は、通算9オーバーの39位タイ。同3位の佐伯三貴は通算10オーバーの46位タイで大会を終えた。