海外男子
マキロイ、ドライバー不適合の情報は非公開なはずが「メディアが漏らした」
2025年6月5日(木)午後0:10

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ローリー・マキロイ(北アイルランド)は4日、先月の全米プロゴルフ選手権で自身のドライバーが反発係数テストで不適合になった件が報道されたことについて、「かなり苛立った」と語った。今回の件をきっかけに、メディア対応を選択的に行う選手の立場を擁護する発言もしている。
全米プロの期間中は報道陣へのコメントを控えた。その理由として、疲労、成績不振、家族との時間を優先したことに加え、ドライバーが不適合とされた報道による混乱があったと明かした。
同じく全米プロに出場したスコッティ・シェフラー(米)のドライバーも同様に不適合となったが、報じられたのはマキロイのみだったことに対し、「本来は非公開のはずだった」と強調。「メディアの2人が情報を漏らした。シェフラー、テーラーメイド、USGA(全米ゴルフ協会)やPGA(全米プロゴルフ協会)を守る立場として何も言いたくなかった」とマキロイ。
PGAのケリー・ヘイグ選手権責任者も「不適合のクラブは珍しくないが、選手を守るために公表しない」と説明している。
また、メディアとの関係性についてマキロイは「これは双方向の関係。義務ではない限り、選手はメディア対応を避ける権利がある」と発言。SNSなどを通じて自身で情報発信できる時代において、今後も選手の判断による対応が続くだろうと述べた。
今週は米ツアーのRBCカナディアンオープンで大会3勝目を目指している。4月のマスターズ制覇以降、成績に波があり、全米プロでは47位タイに終わった。「夢を叶えた後、再びやる気を起こすのは難しい。今は気持ちをリセットする時期だった」とし、今後のメジャーやライダーカップに向けて再起を誓っている。
(写真:Getty Images)
全米プロの期間中は報道陣へのコメントを控えた。その理由として、疲労、成績不振、家族との時間を優先したことに加え、ドライバーが不適合とされた報道による混乱があったと明かした。
同じく全米プロに出場したスコッティ・シェフラー(米)のドライバーも同様に不適合となったが、報じられたのはマキロイのみだったことに対し、「本来は非公開のはずだった」と強調。「メディアの2人が情報を漏らした。シェフラー、テーラーメイド、USGA(全米ゴルフ協会)やPGA(全米プロゴルフ協会)を守る立場として何も言いたくなかった」とマキロイ。
PGAのケリー・ヘイグ選手権責任者も「不適合のクラブは珍しくないが、選手を守るために公表しない」と説明している。
また、メディアとの関係性についてマキロイは「これは双方向の関係。義務ではない限り、選手はメディア対応を避ける権利がある」と発言。SNSなどを通じて自身で情報発信できる時代において、今後も選手の判断による対応が続くだろうと述べた。
今週は米ツアーのRBCカナディアンオープンで大会3勝目を目指している。4月のマスターズ制覇以降、成績に波があり、全米プロでは47位タイに終わった。「夢を叶えた後、再びやる気を起こすのは難しい。今は気持ちをリセットする時期だった」とし、今後のメジャーやライダーカップに向けて再起を誓っている。
(写真:Getty Images)
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