米男子ツアーのチャールズシュワブチャレンジは23日、米テキサス州のコロニアルカントリークラブ（7,289ヤード・パー70）で第2ラウンドが行われ、地元のジョーダン・スピース（米）は2バーディ、3ボギーの「71」と落としたが、通算イーブンパー62位タイで辛くも予選を通過した。

　この日は苦戦を強いられ、16番ホール終了時点で2つ落とす展開。それでも17番パー4でのバーディが光った。「左のラフに入ったかと思ったが、幸運にもフェアウェイに戻ってくれた。距離感もぴったりで、しっかりと決めることができた」とスピース。

　最終18番では、風の影響やスイングの不安定さを考慮し、安全策を選択。「もう少し攻めればバーディのチャンスもあったかもしれないが、リスクを避けて控えめに打った」と語り、パーで締めてカットライン上で週末へ駒を進めた。

　巻き返しを期す週末に向けては、「まだ十分にチャンスはある。風が強まる予報も出ているし、このコースでは順位を大きく上げることも可能」と前向きな姿勢を示した。

（写真：Getty Images）