海外男子メジャーの全米プロゴルフ選手権は17日、ノースカロライナ州のクエイルホロークラブ（7,626ヤード・パー71）で第3ラウンドが終了。2021年の全米オープンゴルフ選手権、2023年のマスターズトーナメントに続くメジャー3勝目を狙うジョン・ラーム（スペイン）が通算6アンダー5位タイに急浮上した。

　ラームは初日、2日目と連日の「70」で27位タイにつけると、ムービングデーに3連続を含む7バーディ（3ボギー）を奪って「67」をマーク。この日「65」で単独トップに浮上したスコッティ・シェフラー（米）とは5打差あるものの、逆転優勝を狙える位置で最終日を迎える。

　昨年からLIVゴルフを主戦場としているラームは「自分がどれほどメジャー（獲り）に飢えているかを表現するのは難しい。この位置に居られることにとても興奮しているし、明日がいい日曜日になることを願っている」とコメント。メジャータイトルへの強い思いを胸に残り18ホールに臨む。

（写真：Getty Images）