米女子ツアーの新規大会、ブラック・デザート選手権が1日、米ユタ州のブラック・デザート・リゾート（6,629ヤード・パー72）で開幕。日本勢は古江彩佳、西郷真央、山下美夢有、竹田麗央、岩井明愛、笹生優花、畑岡奈紗、岩井千怜、渋野日向子、勝みなみ、吉田優利、西村優菜、馬場咲希のツアーメンバー13人が勢揃いする。

　注目はもちろん海外メジャー、ザ・シェブロン選手権を制したばかりの西郷だ。最終18番で執念のバーディパットを沈めて5人のプレーオフに進出すると、1ホール目で「手どころではなく、全身が震えながら」というバーティパットを決め、樋口久子、渋野、笹生、古江に次ぐ偉業を成し遂げた。今週はメジャーチャンピオンとして初代女王の座を目指す。

　フィールドには西郷とプレーオフを戦ったリンディ・ダンカン（米）、アリヤ・ジュタヌガーン（タイ）、キム・ヒョージュ（韓）、イン・ルオニン（中）、最終日最終組をプレーしたユ・ヘラン（韓）や、リリア・ヴ（米）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）、セリーヌ・ブティエ（仏）、ミンジー・リー（豪）らが名を連ねている。