DPワールドツアーのプレーオフ最終戦、DPワールドツアー選手権は14日、アラブ首長国連邦のジュメイラ・ゴルフ・エステート アースC（7,706ヤード・パー72）を舞台に幕を開ける。

　賞金総額1,000万ドル（約15億6,000万円）のビッグイベントにはポイントランク上位50人が出場。最大の焦点である年間王者争いはローリー・マキロイ（北アイルランド）、スリストン・ローレンス（南ア）の上位2人に絞られている。マキロイが逃げ切れば3年連続、歴代2位タイの6度目の王者戴冠となる。

　日本勢は星野陸也、中島啓太がエリートフィールドに名を連ねた。星野は上位10人に翌年のPGAツアーカードが付与されるポイントレースで有資格者を除けば8番手につけており、圏内で最終戦に臨む。中島は前戦アブダビHSBC選手権で最終日に「64」を叩き出して13位タイに入っているだけに、今週の上位進出も期待できそうだ。