9月23日、PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ（10月24日〜27日）」の公式プロアマ大会への出場権をかけたイベント「Road to ZOZO CHAMPIONSHIP」が、大会会場となる千葉県・アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで開催されました。このイベントは、2024年ZOZOチャンピオンシップの一次先行販売チケット購入特典で、購入者のうち約1,600件の応募の中から抽選で選ばれた79名が参加しました。

　参加者は、習志野CCのキングコースとクイーンコースに分かれ、ダブルペリア方式で出場権を競います。コースには実際の大会で使用されるティーフェンスやティーマーカーなどが設置され、ギャラリーブースの設営も進み、大会の雰囲気を感じさせるような準備が進んでいました。
 
　コースコンディションはこの夏の猛暑を乗り越えて芝も青々として良好。ただラフはまだカットされる前なのでニラのように長く、まるで日本オープンのような難易度の高いセッティングに挑むことになり、多くの参加者が苦戦を強いられていましたが、開催1ヶ月後に迫ったトーナメントコースをプレーするという特別な体験を大いに楽しんでいる様子が伺えました。

　そもそも大半のゴルファーにとってプロトーナメントのプロアマ大会に出場する機会はほとんどなく、それが世界最高峰のPGAツアーとなればなおさらです。さらに通常営業ではプレーできないキングコースとクイーンコースのコンポジットコースをラウンドできるのも大変貴重な機会です。その幸運を手にしたのは、キングコース、クイーンコースで優勝した2名の参加者。プロアマ戦では同じチームとして出場することになるそうです。
 
　開幕前からゴルファー心理を大いにくすぐるイベントが企画されたZOZOチャンピオンシップ。本戦では、ぜひトーナメント会場へ足を運んでいただき、松山英樹やザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワら世界最高峰のプレーとともに、会場で仕掛けられるであろうさまざまな「エンターテイメント」を体感していただきたいと思います。