海外男子
松山英樹は2大会連続、中島啓太は初出場 パリ五輪でメダル獲得なるか
2024年7月31日(水)午前11:16
パリ五輪の男子ゴルフ競技が、8月1日からル・ゴルフ・ナショナル(7,174ヤード・パー71)で開幕。松山英樹と中島啓太が日本代表としてプレーする。
32歳の松山は2大会連続の出場。2021年の東京大会(埼玉県/霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース)ではザンダー・シャウフェレ(米)が金メダル、ローリー・サバティーニ(スロバキア)が銀メダルを獲得し、松山はパン・チェンツン(台)、コリン・モリカワ(米)、ローリー・マキロイ(※アイルランド)らとの銅メダルをかけた7人プレーオフに進むも、1ホール目で脱落。母国開催の五輪で惜しくもメダル獲得を逃した。
今年は2月のザ・ジェネシスインビテーショナルで2年ぶりの優勝。そのほかにもザ・プレーヤーズチャンピオンシップと全米オープンゴルフ選手権の6位などトップ10入りが4回あり、世界最高峰のツアーで抜群の安定感を維持している。五輪は1カ国最大4人の出場制限があるため、主戦場であるPGAツアーのシグネチャーイベント(昇格大会)やメジャー大会に比べてフィールドはやや薄く、マスターズ王者である松山は金メダルの「有力候補」としてパリ大会に挑む。
一方、アマチュア時代に数々の大会で日の丸を背負ってきた24歳の中島は五輪初出場。2021年のパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップで国内ツアー史上5人目のアマチュア優勝を達成すると、昨年3勝(ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント、横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~、マイナビABCチャンピオンシップ)をマークしてプロ転向から1年あまりで賞金王に輝いた。
さらにDPワールドツアーに主戦場を移した今年は3月のヒーローインディアンオープンで優勝。日本勢5人目の欧州ツアー覇者となり、海外でもその存在感を示した。また、2022年のアイゼンハワートロフィー 世界アマチュアチーム選手権でル・ゴルフ・ナショナルを経験済みなのは大きなプラスになるはずで、4年に一度のビッグイベントでその名を世界に轟かせることができるか注目したい。
※北アイルランド出身のローリー・マキロイはアイルランド代表として出場
(写真:Getty Images)
32歳の松山は2大会連続の出場。2021年の東京大会(埼玉県/霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース)ではザンダー・シャウフェレ(米)が金メダル、ローリー・サバティーニ(スロバキア)が銀メダルを獲得し、松山はパン・チェンツン(台)、コリン・モリカワ(米)、ローリー・マキロイ(※アイルランド)らとの銅メダルをかけた7人プレーオフに進むも、1ホール目で脱落。母国開催の五輪で惜しくもメダル獲得を逃した。
今年は2月のザ・ジェネシスインビテーショナルで2年ぶりの優勝。そのほかにもザ・プレーヤーズチャンピオンシップと全米オープンゴルフ選手権の6位などトップ10入りが4回あり、世界最高峰のツアーで抜群の安定感を維持している。五輪は1カ国最大4人の出場制限があるため、主戦場であるPGAツアーのシグネチャーイベント(昇格大会)やメジャー大会に比べてフィールドはやや薄く、マスターズ王者である松山は金メダルの「有力候補」としてパリ大会に挑む。
一方、アマチュア時代に数々の大会で日の丸を背負ってきた24歳の中島は五輪初出場。2021年のパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップで国内ツアー史上5人目のアマチュア優勝を達成すると、昨年3勝(ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント、横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~、マイナビABCチャンピオンシップ)をマークしてプロ転向から1年あまりで賞金王に輝いた。
さらにDPワールドツアーに主戦場を移した今年は3月のヒーローインディアンオープンで優勝。日本勢5人目の欧州ツアー覇者となり、海外でもその存在感を示した。また、2022年のアイゼンハワートロフィー 世界アマチュアチーム選手権でル・ゴルフ・ナショナルを経験済みなのは大きなプラスになるはずで、4年に一度のビッグイベントでその名を世界に轟かせることができるか注目したい。
※北アイルランド出身のローリー・マキロイはアイルランド代表として出場
(写真:Getty Images)