米女子ツアーを主戦場としている宮里藍、上田桃子、宮里美香の3選手が18日、東北地方太平洋沖地震における復興支援を目的としたチームチャレンジ『まけるな日本』をスタート。女子プロゴルファーの海外常駐組トリオが「世界へ向けて日本の現状を発信し、日本だけでなく世界中からの支援を集めたい」という想いのもと、専用サイトでの義援金活動を立ち上げた。

　宮里藍は17日のブログで「私が取り組んでいる事も、もう少しで発信出来そうです」としていたが、18日に更新された最新ブログで「今日はお知らせがあります！　前からブログに書いていた、取り組んでる事がやっとご報告出来ます」と喜びを語っている。上田桃子も自身のブログで「海外の選手や関係者、ファンの皆さんをはじめ、できる限り多くの方に知って賛同し、支援していただけるように呼びかけることから始めていきたいと思い、出来ることから頑張っているところです」と、『まけるな日本』立ち上げの経緯を説明している。

　義援金活動を行う同サイトでは、有村智恵が陸上競技の為末大選手に賛同する形で『TEAM JAPAN＃GOLF』をスタートさせ既に1,000万円近い寄付金を集めている他、東尾理子もバドミントンの潮田玲子選手らと共に『心を一つに』というページを始め約500万円を集めるなど、ゴルフ界からの被災者支援の輪は今後も大きな広がりを見せていきそうだ。

　なお、宮里藍、上田桃子、宮里美香の3選手は次週開催される米女子ツアーのキア・クラシック（現地時間3月24?27日／カリフォルニア州、パシフィック・パームズ・リゾート）に出場予定となっている。