昨季国内女子ツアーで賞金女王を逃した横峯さくらが、2011年の初試合に臨んでいる。

　アジア女子ツアー（LAGT）のシーズン開幕戦ロイヤル・オープンは現地時間6日、台湾のロイヤルGCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、日本から参戦している横峯が1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75でホールアウト。首位の台湾選手に3打差の5位タイとまずまずのスタートを切った。

　国内ツアーで2年連続賞金女王を狙った昨年はシーズン2勝に終わり、タイトルもルーキーのアン・ソンジュ（韓）に奪われた横峯。アンを筆頭に韓国パワーに完全に席巻されてしまったことに関しても、ツアーをけん引するトップ選手として責任を感じていた。だが、落ち込んでいる暇などない。昨季の悔しさをバネに賞金女王のタイトル奪還を誓っているだけに、その第一歩となる今大会では気合も入るはずだ。

　その他日本勢では、成田いづみが2オーバー74で回り3位タイと好発進。横峯の姉・瑠依が石川彩子と並び6オーバー78で21位タイ、昨年の全米女子オープンに出場した上野藍子が7オーバー79で29位タイにつけている。