米男子ツアーのチューリッヒクラシック オブ ニューオーリンズは25日、米ルイジアナ州のTPCルイジアナ（7,425ヤード・パー72）で第1ラウンドが行われ、ローリー・マキロイ（北アイルランド）＆シェーン・ローリー（アイルランド）が「61」を記録し、11アンダー首位タイに立った。

　今大会は同ツアー唯一のダブルス戦。初日はフォアボール（2人がそれぞれ自分のボールでプレーし、ホールごとに良いほうのスコアを採用）方式で行われ、2人は好発進を決めた。

　初出場のマキロイは「テレビでは見ていたし、楽しいって聞いていたから、今回プレーできることが嬉しい。良いスタートを切らないといけないと思っていた。明日も良いプレーができれば、親友と一緒にPGAツアーで勝てるチャンスが上がるから頑張る」とプレー中はいつもより笑顔が見られた。

　2019年に北アイルランドで開催された全英オープンは、大きな期待を背負ったマキロイが予選落ち。地元ファンはがっくりしていたものの、ローリーが優勝。アイルランドと北アイルランドは複雑な関係にあるが、スポーツにおいては関係ない。仲の良い2人がこのままの勢いで優勝できるか、注目だ。

　なお、2日目はフォアサム方式（1つのボールを2人が交互に打ち合う）で実施される。

（写真：Getty Images）