22日に行われた国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン（愛知・中京ゴルフ倶楽部石野コース）第2ラウンド。2008年の富士通レディース以来およそ2年ぶりの勝利を狙う不動裕理が5アンダー67の好スコアで回り、通算11アンダーでトーナメントをリードした。

　実は不動、前週のフンドーキンレディースでも初日からトップを突っ走り、優勝まであと一歩に迫っていたが、最終日にスコアを伸ばせず横峯さくらに逆転を許して単独5位に甘んじていた。その雪辱を期す今週は第1ラウンドで2位タイにつけると、この日はノーボギーの5アンダー67と爆発。前日首位の森田理香子と金ナリ（韓）に3打差をつけ、2週連続で白星に王手をかけた。

　一方、口蹄疫に苦しむ宮崎を励ますべく、2週連続優勝に挑む横峯も安定したゴルフを披露した。ボギーが先行したものの粘りのゴルフで4バーディ、2ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、第1ラウンドの20位タイから8人抜きの12位タイへ浮上。通算3アンダーで首位とは8ストロークの大差がついているが、前週のようなアグレッシブなゴルフができれば逆転も不可能ではない。明日は自分のゴルフを貫き、優勝争いに加わることができるのか？

　その他、通算5アンダー7位タイに有村智恵、藤田幸希、ヤング・キム（韓）の3人。ギャル系ゴルファーの金田久美子が、北田瑠衣と並び通算4アンダー10位タイ、昨季賞金ランキング2位の諸見里しのぶは、古閑美保と同じ通算1アンダー24位タイに低迷している。