元米国大統領のビル・クリントン氏が、米下部ツアーのネイションワイドツアーでホスト役を務める。

　今季からスポンサーが交代した米男子ツアーのヒューマナ・チャレンジで、自らの基金との関係からホストを務めたクリントン氏は、コロンビアを舞台にしたネイションワイドツアーのパシフィック・ルビアレス・コロンビア選手権（現地時間16?19日／コロンビア、CCデ・ボゴダ）でもホストとして現場に赴くと言う。

　2007年にクリントン氏と慈善事業に携わるフランク・ギストラ氏が設立したCGSGIという団体が、コロンビアの経済の発展のために様々な活動を行ってきた。その縁もあって同大会をサポートし、クリントン氏は大会前日のプロアマでもプレーする予定になっている。

　マスターズの舞台であるオーガスタナショナルGCのメンバーで、同コース17番の松の木の名前になっている故ドワイト・D・アイゼンハワー元大統領や、バラク・オバマ現大統領などゴルフ好きの歴代大統領は多い。クリントン氏は現在、妻のヒラリー夫人が国務長官を務めており、その夫という立場でもあるが、ゴルフ界にとっては強力なサポーターであるようだ。