PGAツアーは米国時間9日、物流王手のフェデックス・コーポレーションとの長期的なスポンサー契約延長を発表した。

「フェデックスとの関係は、フェデックス・セントジュード・クラシックのスポンサーシップから始まって、30年以上にわたり、あらゆる面でツアーにとって非常に貴重なものでした」とコミッショナーのジェイ・モナハン氏。

　2007年からは同社が冠スポンサーとなったプレーオフシリーズ『フェデックスカップシリーズ』がスタート。シリーズ優勝者が手にする1,000万ドル（約11億4,000万円）という破格のボーナスも大きな話題となった。

「フェデックスカップはツアーに競争力という部分において革命をもたらしました。スケジュール全体にわたってまとまった物語を作り、プレーオフでシーズンへの魅力的な結末を確立しました」（モナハン氏）。

　フェデックス・コーポレーション副社長のパトリック・フィッツジェラルド氏は「ツアーに大きな変化をもたらしたフェデックスカップの歴史的スポンサーシップを拡大することを誇りに思います」とコメント。尚、ロイター通信の報道によると今回の長期契約は2027年までのものとされている。