海外男子メジャーのマスターズトーナメントは6日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルゴルフクラブ（7,545ヤード・パー72）で第1ラウンドが行われ、32歳のブルックス・ケプカ（米）は8バーディ、1ボギーの「65」で回り、7アンダー首位タイ発進を決めた。

　全米オープンゴルフ選手権（2017年、2018年）、全米プロゴルフ選手権（2018年、2019年）を連覇したメジャーハンターが健康な状態でカムバック。2021年3月に右膝の手術を受けるなど、PGAツアーよりも日程に余裕があり3日間競技のLIVゴルフでも思うようなプレーはできていなかったが、先週の第3戦で初優勝を挙げてオーガスタへ。

「良いフィーリングなら全てが上手く行く。（7アンダーを出せたのは）何かキッカケを掴んだとかではなく、単純に健康だからだと思う」と初日を振り返ったケプカ。

　LIVゴルフは世界ランクポイントが今のところ加算されないため、LIVゴルフからマスターズに出場できるのは歴代覇者、過去5年の各メジャー覇者や前年の各メジャー上位選手など。それについてケプカは「あまりそこは気にしていないよ。勝てばいいんだから（笑）」とコメントしている。

（写真：Getty Images）