日本女子プロゴルフ協会の特別後援競技「THE QUEENS presented by KOWA」第2回大会が3日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで2日目の競技を終了。連覇を狙う日本チームは4試合を2勝1敗1分けとし、勝ち点5を獲得。通算11ポイントで2位に後退したが、1ポイント差を追って最終日に向かうこととなった。

　初日は4戦全勝で8ポイントを獲得した日本チーム。しかし、フォアボール（2人のうち良い方のスコアを採用）形式で行われたこの日はマッチ2に登場した大山志保＆鈴木愛が、韓国女子プロゴルフ協会（KLPGA）の申ジエ＆キム・ミンスン組に終始リードを奪われ4アンド2で敗れてしまう。それでも、キャプテンを務める笠りつ子は下川めぐみとのコンビでオーストラリア女子プロゴルフ協会（ALPG）のサラ・ジェーン・スミス＆サラ・ケンプと対戦し、4アンド3で快勝する。

　マッチ5を戦った吉田弓美子＆堀琴音は、ヨーロッパ女子プロゴルフツアー（LET）のフローレンティナ・パーカー（英）＆イザベル・ボイノー（仏）相手に7番までに2アップとリードを奪いながらも、後半は1ホールも奪うことができず引き分けに。さらに菊地絵理香＆渡邉彩香がKLPGAのジャン・スヨン＆イ・スンヒョンに3アンド2で敗戦となった。

　この結果、4試合を全て勝利したKLPGAが8ポイントを追加し、通算12ポイントで首位。日本チームは1ポイント差の2位となり、LETが通算7ポイントで3位、ALPGは通算2ポイントで4位となった。連覇を目指す日本チームは最終日に行われるKLPGAとの優勝決定戦に進出。シングルス9マッチでの戦いとなる。