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地元・カリフォルニアで逆転V マックス・ホーマの4日間(PR)

2023年1月31日(火)午後2:21

 マックス・ホーマ(米)がPGAツアーのファーマーズインシュランスオープン(米カリフォルニア州/トーリーパインズゴルフコース)で今季2勝目、ツアー通算6勝目を飾った。

 今大会の予選ラウンドはサウスコースとノースコースを交互に回り、決勝ラウンドはサウスコースを回るという形式。ホーマは4アンダー19位タイ(サウスコース)から出て、2日目(ノースコース)に2アンダーで回り、通算6アンダー4位タイに浮上。3日目は1つ伸ばして通算7アンダー4位タイで最終日へ。

 いつもなら最終日は日曜日に実施されるが、NFLのカンファレンス優勝決定戦と日程が被るため、今大会は水曜日スタートの土曜日終わり。5打差を追う展開だったが、ホーマは6アンダー「66」を記録し、通算13アンダーで勝利。「たくさん練習した結果がこれだ。自信が増している。得意のアイアンショットで攻略することができた」と地元・カリフォルニアでは4勝目となった。また、今回の優勝が父親となってから初めての勝利ということで、これまでの喜びとはまた違うものになったことだろう。

(C)Getty Images

 タイトリスト ブランドアンバサダーのマックス・ホーマが、NEW プロV1にスイッチして初めて臨んだトーナメントで見事に優勝を飾った。

 ホーマは大会前の週末にサンディエゴ近郊にあるタイトリスト パフォーマンス インスティテュート(TPI)を訪れ、2023年モデルのNEW プロV1・プロV1xの詳細なテストを実施した。

 その結果、NEW プロV1へのスイッチを決断し、翌週のPGAツアー、ファーマーズインシュランスオープンに出場。ホーマはこの大会でストロークゲインド(SG):Green to Teeでフィールドを大きくリードし、通算6勝目を挙げた。タイトリスト プレーヤー プロモーションディレクターである、J.JヴァンヴェゼンヴィークはホーマがNEW プロV1にスイッチしたプロセスを次のように話している。

「NEW プロV1でのテスト結果は、ドライバーではボールスピードが向上し、スピン量も若干減少。その結果、飛距離がさらに伸びることを確認しました。一方、アイアンでは弾道の安定性がさらに増し、ショートゲームにおいてはこれまでと同じ、イメージ通りのスピンコントロールをすることができていました」

 ホーマは長年プロV1を愛用するプレーヤーであり、PGAツアーでの6勝全てをプロV1で挙げ、その信頼するプロV1がさらに最高といえるものになったとホーマは語っている。

「NEW プロV1は、私にとって最高の打感でイメージ通りに飛び、自在にスピンコントロールできる最高のボールです。これまでも世界で最高のゴルフボールだと思って使ってきましたが(NEW プロV1は)それ以上のパフォーマンスです」

(C)Getty Images

 ファーマーズインシュランスオープンにおけるホーマのツアー6勝目。その決め手となったのが、最終日16番ホール(パー3)で見せた完璧なティーショットだった。

 ホーマがティーショットで手にしたのが、T100・Sの4番アイアン。放たれたショットはピンに向かって真っ直ぐに飛び、カップからわずか15フィートに止まるスーパーショットに。NEW プロV1の一貫したスピン性能とT100・Sの最高地点から鋭角にグリーンを捉える理想的なアイアン弾道が、トーナメントの最終盤でのバーディを生み出したのである。

 元々ブレードアイアン(620MB)のフルセットで戦っていたホーマが、4番アイアンをT100・Sに、5番アイアンをT100にスイッチしたのが昨シーズンのことだった。T100・Sはちょうど1年前のファーマーズインシュランスオープンで初めてバッグに入れ、ジェネシスインビテーショナルで5番アイアンをT100に変えている。

「私は(2022年の)ファーマーズインシュランスオープンの前にサンディエゴのTPIに行き、J.J.ヴァンヴェゼンヴィークとともに様々なクラブテストを行いました。その時にJ.J.から『4番アイアンをT100・Sにしてみないか?』と提案があったのです。そのほうがミスへの許容性も高く、打ち出し角度も高く、フィーリングもソフトになると。キャリーが伸びるが、グリーンではランが少なくなるとも彼は言いました。実際に試してみると、確かにライが難しいほどT100・Sは非常に簡単に打つことができることがわかりました。それまでのブレードアイアンでは、左足下がりや前足下りのライで打ち出しが高くならないことがあったのです。T100・Sの4番アイアンをバッグに入れればパー5のセカンドショットでも使えると思いました」

 大きな手応えを感じたT100・Sアイアンの高くて止まる弾道が、ちょうど一年後の今年、優勝を手にするスーパーショットを生み出した。

(C)Getty Images

 ホーマのツアー6勝目は、タイトリストTSRドライバーとTSRフェアウェイメタルに切り替えてから手にした2勝目となった。ホーマは昨年夏のジェネシススコティッシュオープンで、NEW TSR3(10.0°)ドライバーにスイッチ。フェアウェイメタルもTSR3の16.5°とTSR2の21.0°にして優勝を果たした。

「打音が素晴らしく、ヒールやトゥ方向に外してしまった時のスピンの安定性が抜群。これはすべてのゴルファーの助けとなるでしょう。NEW TSR3にスイッチしたことでボール初速も時速1マイルアップ。ゴルフが簡単になった気になりますね」とホーマは語り、実際、2020-21シーズンは130位 (58.44%) だったドライビング・アキュラシーが、現在66.2%で23位にランクされるほど向上。ドライバーショットの精度アップが好成績に直結している。

「ゴルフを楽しむだけなら常にフェアウェイを捉える必要はありませんが、バーディを狙うのならフェアウェイの中に常にボールを打っていくことが必要です。(TSR3ドライバーに変えて)大きく変わった点はそこなのです」

(C)Getty Images

 ファーマーズインシュランスオープンにおいて、マックス・ホーマはCAM'S DAD(キャムのお父さん)と刻印された4本のボーケイ・デザインウェッジを使い始めた。そして土曜日(大会最終日)のグリーンサイドには、生後3ヶ月となるホーマの愛息、キャム君が優勝の瞬間に立ち会った。

 ホーマは46.10F、50.12F、56.14F、60.04Lの4本のボーケイ・デザインウェッジをコンビネーションしているが、このチョイスについてボーケイ・デザインウェッジのツアー担当、アーロン・ディルは次のように話している。

「ホーマは以前、Mグラインドの60°モデルを使用していましたが、私はもう少しバウンス効果の少ないモデルを使った方が彼のアプローチショットのバリエーションを増やせると考えました。多くのゴルファーは“グラインド効果を減らして大丈夫なの?”と不安になるかもしれませんが、実際にホーマにソール幅の狭いLグラインドを打ってもらったところ、“これまでトライするのが怖かったショットもできるようになった!”というポジティブなフィードバックを得ることができました。実際、彼はそれ以来、このLグラインドのロブウェッジで何度となく奇跡的なアプローチを決めています」

 ホーマがトライするのを怖がっていたショットとは、グリーンサイドから急角度で打ち出して上げて止めるアプローチだったと言う。

「ホーマは現在、バウンス効果の高いサンドウェッジ (56.14F) とバウンス効果の抑えてあるロブウェッジ (60.04L) を組み合わせることにより、あらゆるライコンディションに対応できるようになっています。しかし、それまで彼が使っていたMグラインドの60°では、ソール幅が少し広すぎたためにフェースを大きく開きたい場面で、バウンス効果が大きくなり過ぎるように感じてしまっていたのです」

 アプローチスタイルに適したウェッジのグラインドを選ぶことで成功率が高まりベストスコアに近づくことができる。マックス・ホーマの急成長はその大切さを証明している。

(C)Getty Images

 また、ホーマの好調は、スコッティ・キャメロン ファントムXとの出会いから始まっています。彼はファントムXに変えてから5勝を挙げている。

 その成功は2021年のジェネシスインビテーショナルから始まった。ホーマはこの時、ファントムX 11.5モデルで試合に臨み、ファントムXシリーズでツアー優勝を果たした最初のプレーヤーになった。

 その4か月後にはファントムX 5.5にスイッチ。フォーティネットチャンピオンシップ(2勝)、ウェルズファーゴチャンピオンシップに勝っている。そして、2023年の初勝利(通算6勝目)も同じファントムX 5.5で挙げたのである。

 ホーマは、この大会でパッティングだけでフィールドを4.5打以上リード。安定したストロークが平均パットを引き上げたのです。ファントムX のベネフィットついてホーマは次のように語っている。

「私はいくつかのマレットパターを試してみましたが、ファントムXにすることで、ストロークがよくなった気がしました。パターヘッドをリリースするために手で合わせる必要がほとんどないと感じたのです。それは本当に私が必要としていた感覚であり、その時から私はファントムXに夢中になったのです。

 小手先で調整する必要がなければ、より大きな筋肉に集中することができます。特に緊張しているときは、さらに一貫性を保ち繰り返し動作を行う必要がありますが、それが私に欠けていたものだったのです。ファントム Xをテストした時にイメージ通りの動きができる予感がしたのです。

 ファントム Xでは、スピードコントロールがはるかに簡単になりました。ヘッドの重さを活かし、振り幅で15フィートから25フィートの距離をコントロールする方が(インパクトの強弱で距離を合わせるよりも)ずっと簡単だと感じたのです。それは私がずっと苦手にしてきたところだったのです。距離感の合わせやすさが、私が感じている最も明白なファントム Xの影響だと思います。

 私たちはパッティングを成功させるために多くの調整をしています。例えばフェースをターゲットラインに正しく合わせるなど、セットアップを精度高く行うことでスクエアインパクトが達成されると。でも、私の場合、パッティングを成功させるにはスピードコントロールが(勝利にとって)何よりも重要でした。とくに10〜20フィートを2パットで収めていくには距離感が大切でショートパットほど方向性が重要ではないのです」

※ダレルサーベイ社調べ

 タイトリストはゴルフボールの使用率においてファーマーズインシュランスオープンで71%もの信頼を獲得し、No.1ボールブランドに。ゴルフクラブにおいても、ドライバー、ユーティリティメタル、ユーティリティアイアン、アイアン、ウェッジ、パターの各カテゴリーで使用率No.1に。

 ホーマを優勝に導いた正確無比なショットとグリーン周りでのスピンコントロール、そして安定したパッティングは、より総合的に進化したゴルフボールと多くのフィードバックに磨かれたゴルフクラブのコンビネーションによるもの。多くのツアープレーヤーたちがタイトリストの多様なバリエーションの中から最適なモデルをチョイスし、優勝を目指している。

■マックス・ホーマのギアセッティング
ボール:NEW プロV1

ドライバー:NEW TSR3(10°/三菱 テンセイ 1K ブラック 65 TX)  

フェアウェイメタル:NEW TSR3(16.5°/フジクラ ベンタス TR ブルー 80 X) 、NEW TSR2(21.0°/グラファイトデザインツアー AD XC 9 TX)

アイアン:T100•S(#4/KBS ツアー $-Taper 130 X) 、T100(#5/KBS ツアー $-Taper 130 X)、620 MB(#6-#9/KBS ツアー $-Taper 130 X)

ウェッジ:ボーケイ・デザインSM9(46.10F/KBS ツアー $-Taper 130 X)、 SM9(50.12F、56.14F、60.04L/KBS Hi Rev 2.0 125 S) 

パター:スコッティ・キャメロン ファントム X 5.5 ツアープロトタイプ

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