LIVゴルフの登場でゴルフ界が大きく揺れた2022年。国内では比嘉一貴が男子ツアーで初の賞金王となり、女子ツアーでは山下美夢有がメルセデスランクの初代女王に輝くなど、新たな時代の到来を感じさせた。各ツアーともに今年も“変化”の年となりそうだが、ここで日・米・欧主要ツアーの「2023年初戦」をまとめておく。

　米男子ツアーは5日からのセントリートーナメント オブ チャンピオンズ（米ハワイ州／プランテーションコース at カパルアリゾート）でスタートし、日本の松山英樹、歴代王者のザンダー・シャウフェレ（米）、ジャスティン・トーマス（米）、ジョーダン・スピース（米）、世界ランキング2位のスコッティ・シェフラー（米）、昨年の全米オープンゴルフ選手権覇者マシュー・フィッツパトリック（英）らが出場予定。DPワールドツアーは13日からのヒーローカップ（UAE／アブダビGC）で新年初戦を迎える。

　米女子ツアーの新シーズン開幕戦は19日からのヒルトングランドバケーションズトーナメント オブ チャンピオンズ（米フロリダ州／レイクノナG&CC）。昨年大会はダニエル・カン（米）がツアー通算6勝目をマークし、日本の笹生優花は単独6位、畑岡奈紗は18位タイに入った。米チャンピオンズツアーは19日からの三菱エレクトリックチャンピオンシップ at フアラライ（米ハワイ州／フアラライゴルフコース）、LIVゴルフは2月24日からのメキシコ大会（エルカマレオンゴルフクラブ）がシーズン初戦となる。

　また、国内女子ツアーは3月2日から4日間の日程で行われるダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント（沖縄県／琉球ゴルフ倶楽部）でシーズンイン。昨年大会は西郷真央がその後の飛躍を予感させるツアー初優勝を飾った。そして国内男子ツアーは3月30日からの東建ホームメイトカップ（三重県／東建多度カントリークラブ・名古屋）で開幕を迎える。

（写真：Getty Images）