河本力が国内男子ツアーのバンテリン東海クラシック（愛知県／三好カントリー倶楽部 西コース）で最終日に4打差を逆転し、今季2勝目を手にした。

―優勝した今の心境

　本当に優勝したのかなと実感はないのですが嬉しいです。難しいセッティングで良いプレーができたことや、最終ホールでバーディを獲って勝てたことも気持ち良かったです。

―最終日は4打差を追った

　諦めなければチャンスはあると思い、しっかり自分のプレーするだけと心がけていました。

―桂川有人選手が失速

　珍しいなと思いました。アマチュアの頃から知っていますが、桂川さんは昔から上手で非の打ち所がなく、ドライバーからパッティングまで全て上手いイメージです。桂川さんも人間なんだなと今となっては思いますが、プレー中は自分のことで必死だったので、何も考えられませんでした。

―9番で並んだ時の心境

　6番でボギーを叩いて、そこから前半で1アンダーに戻すという目標があったので、9番でバーディを獲れたのは良かったです。ドライバー、セカンド、パッティングと全てが完璧だったので自分を褒めてあげたいです。

―ショットの出来は

　緊張からまだまだの部分もありましたが、イメージした球がイメージしたところに落ちるというショットが何発か打てて、結果に繋がってくれたのは嬉しいです。

―緊張について

　緊張は朝からしていましたが、15番でイーグルを獲った時に「勝てる」という気持ちが出てきてめちゃくちゃ緊張していました。16番、17番では別の緊張で大変なティーショットを打ってしまいました。前回の優勝は自分がリードしている立場だったので、その時とは違う緊張でした。

―16番のティーショット

　心臓の音が聞こえるくらいバクバクでした。左の崖には落としたくないと思っていたので、悪くはないショットだったとは思いますが、緊張したら自分が見えなくなる感じのショットでした。

―18番の池越えの第2打目

　桂川さんと池田勇太プロが先に打たれて、歓声がすごかったので「これは」と思いました。ピンをしっかり狙う必要があると思い、セカンドが自分の打ちやすい距離だったのは有難かったです。

―桂川選手より短いバーディパットだった

　桂川さんのバーディパットも参考になりましたし、本当に神様が味方してくれたんじゃないかなと思います。

―賞金ランクは6位に

　目標だったZOZOチャンピオンシップに向けて、可能性が見えてきたと思います。気は全く抜けませんが、しっかり来週も優勝を目指して、ZOZOに出たいという気持ちで頑張ります。

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