米国から帰国後の隔離期間中にゴルフ場で練習を行ったと一部メディアで報じられた石川遼が9日、マネジメント事務所を通じてコメントを発表。今週の国内男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズへの出場を辞退するとともに、日本ゴルフツアー機構（JGTO）とジャパンゴルフツアー選手会の副会長と理事を辞任する意向を発表した。

　石川のコメントは以下の通り。

「この度の私の自主隔離中の行動に日本ゴルフツアー機構の新型コロナウイルス感染症対策特別トーナメント規定に一部抵触しているとの指摘を受け、今週の三井住友VISA太平洋マスターズへの出場を辞退させていただきます。今後の試合に関しましては、日本ゴルフツアー機構の判断に委ね、その結果を受け入れる所存です。また、日本ゴルフツアー機構並びにジャパンゴルフツアー選手会の副会長と理事を辞任する意向です。ファンの皆様にはご心配をお掛けしておりますことを、お詫び申し上げます」

　先月22日までコーンフェリーツアー（米男子下部ツアー）の来季出場権をかけたクォリファイング・トーナメント（QT）に出場していた石川は、11日開幕の三井住友VISA太平洋マスターズ（静岡県／太平洋クラブ 御殿場コース）から国内ツアーに復帰する予定だった。