米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、ザ・ノーザントラストは23日、米ニュージャージー州のリバティナショナルゴルフクラブ（7,410ヤード・パー71）で最終ラウンドが行われ、トニー・フィナウ（米）が5年ぶりツアー通算2勝目を手にした。

　今大会はハリケーンの影響で最終ラウンドが月曜日に行われた。フィナウは3日目を終えて通算14アンダー4位タイにつけ、最終日に1イーグル、5バーディ、1ボギーの「65」を記録し、通算20アンダーでキャメロン・スミス（豪）と並びプレーオフへ。

　1ホール目をパーとしたフィナウが2016年以来となる勝利を手にした。「この試合は厳しい。タフな選手たちばかり。『勝てる』と思わないと勝つことはできない。だから僕は自分自身を信じ続けた」とプレーオフシリーズに進む選手は当たり前だが強豪ばかりなので、いつもより自信満々で戦わない限り勝つのは難しい。

　フィナウは優勝争いの常連。今大会でツアー通算2勝目を挙げたという事実は信じがたいが、この勢いをキープできれば年間王者も夢ではないだろう。


　最終日、残り7ホールで5アンダー。猛チャージで引き寄せた逆転優勝でした。

　米男子ツアーのプレーオフシリーズ第1戦「ザ・ノーザントラスト」で、タイトリスト ボールプレーヤーでプロV1を使用するトニー・フィナウが、通算20アンダーで並んだキャメロン・スミス（タイトリスト ブランドアンバサダー／プロV1x使用）とのプレーオフを制して、見事に優勝を果たした。

　フィナウは最終ラウンドのバックナインに入ると12番バーディ、13番イーグル、14番バーディと猛烈に追い上げ、この日1イーグル、5バーディ、1ボギーの「65」とベストスコアをマーク。パーオン率80％を超える正確なショットがプレーオフ進出と、待ちに待ったツアー2勝目達成への大きな原動力となった。

　その驚異的なショット精度を支えたのが、プロV1の持つ高いトータルパフォーマンスでした。フィナウはプロV1の信頼性について次のように話している。

「もう数年前の話ですが、プロV1を最初にテストした時にチップインする回数がいきなり増えたのです、それがプロV1にスイッチした理由かもしれませんね（笑）　とにかく、グリーンの周りでスピンコントロール性能やフィーリングが最高だと思います。それに加えて、ロングショットでは風の中でも安定した弾道が得られる印象です。横風、向かい風、ボールを押さえ込むようなダウンウインド、どんな条件の中でもプロV1は安定した結果をもたらしてくれるのがいいですね」

　フィナウの勝利は、今シーズンの米男子ツアーでタイトリスト ボールプレーヤーが獲得した34回目の優勝であり、これは最も近い競合ブランドを6倍以上引き離す圧倒的な勝率となる。