レッスン
ふたつのポイントで力みないスイングを!イ・ミニョン
2021年8月12日(木)午後3:25
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アマチュアゴルファーのスイングを見ていて一番気になるのは、皆さん力が入りすぎていること。「飛ばしたい」、「ピンに絡めたい」という気持ちが強くなると、ついつい力が入ってしまうのはわかるのですが、ガチガチ状態になってしまうとヘッドスピードも減速してしまうし、スイング軌道も安定しません。
実を言うと、皆さんほど固まってしまうことはありませんが、私も時々、力んで失敗することがあります。だから大事なショットを打つときほど、意識してリラックス状態に持っていくよう心掛けています。
リラックス方法としては、呼吸を整えるのが一番です。いつもやっているのは、大きく息を吸ったあとしっかり吐きながら肩の力を抜く。これだけで力みはある程度収まります。ちなみに私は、これをセットしたあとするときもあります。
中途半端な状態で動き出すのは危険です。自分がリラックスしているなと感じるまでは、スイングを始めないくらいのつもりでやりましょう(写真①②)。
また、スイングに関しては、ビシッと上げて、バシッと打つというのではなく、“フニャフニャ”を意識しています。イカのように柔らかく身体を動かす。それくらいのつもりで打ってちょうどいい感じになります。
もうひとつ、力みのないショットをするために大事なのが、グリップです。肩の力を抜いても、クラブをギュッと握ってしまうと力が入ってしまいますからね。
私の場合は、昔からよく言われるように、“生玉子が割れないくらいの強さ”で握ることを意識しています。
また、グリップに関しては、左手の中指、薬指、小指の3本だけをしっかり握り、そのほかの指は軽く握るようにすることも大事(写真③)。これだけでも上半身の力は抜けるはずです。ぜひ皆さんも柔らかいグリップを意識してみてください。
イ・ミニョン
1992年3月13日、大韓民国生まれ。10歳でゴルフを始め、2010年、18歳でKLPGA入会。16年にJLPGのQTで4位に入り、17年からJLPGAツアーに参戦。同年「ヤマハレディースオープン葛城」でツアー初優勝。JLPGA89期生となる。17年は最終的に2勝目を飾り、賞金ランク2位に輝く。18年1勝、19年2勝でツアー通算5勝。3年連続でシード権をキープしている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/8/6 発売号より転載)
実を言うと、皆さんほど固まってしまうことはありませんが、私も時々、力んで失敗することがあります。だから大事なショットを打つときほど、意識してリラックス状態に持っていくよう心掛けています。
リラックス方法としては、呼吸を整えるのが一番です。いつもやっているのは、大きく息を吸ったあとしっかり吐きながら肩の力を抜く。これだけで力みはある程度収まります。ちなみに私は、これをセットしたあとするときもあります。
中途半端な状態で動き出すのは危険です。自分がリラックスしているなと感じるまでは、スイングを始めないくらいのつもりでやりましょう(写真①②)。
写真①②
また、スイングに関しては、ビシッと上げて、バシッと打つというのではなく、“フニャフニャ”を意識しています。イカのように柔らかく身体を動かす。それくらいのつもりで打ってちょうどいい感じになります。
もうひとつ、力みのないショットをするために大事なのが、グリップです。肩の力を抜いても、クラブをギュッと握ってしまうと力が入ってしまいますからね。
私の場合は、昔からよく言われるように、“生玉子が割れないくらいの強さ”で握ることを意識しています。
また、グリップに関しては、左手の中指、薬指、小指の3本だけをしっかり握り、そのほかの指は軽く握るようにすることも大事(写真③)。これだけでも上半身の力は抜けるはずです。ぜひ皆さんも柔らかいグリップを意識してみてください。
写真③
イ・ミニョン
1992年3月13日、大韓民国生まれ。10歳でゴルフを始め、2010年、18歳でKLPGA入会。16年にJLPGのQTで4位に入り、17年からJLPGAツアーに参戦。同年「ヤマハレディースオープン葛城」でツアー初優勝。JLPGA89期生となる。17年は最終的に2勝目を飾り、賞金ランク2位に輝く。18年1勝、19年2勝でツアー通算5勝。3年連続でシード権をキープしている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/8/6 発売号より転載)
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