世界選手権シリーズのWGC-FedExセントジュードインビテーショナル（米テネシー州／TPCサウスウィンド）はエイブラハム・アンサー（メキシコ）のツアー初優勝で幕を閉じた。

　初日3アンダー13位タイと好発進を決めたアンサーは2日目に8アンダー「62」というビッグスコアを出し、通算11アンダー2位タイに浮上。3日目も順調にスコアを伸ばし、首位と4打差の通算14アンダー単独4位につけた。

　そして迎えた最終日。上位陣がなかなか伸ばせないなか、アンサー、松山英樹、サム・バーンズ（米）がスコアを伸ばし、通算16アンダーで三つ巴のプレーオフに進出。1ホール目は全員がパー、2ホール目でバーディパットを沈めたアンサーに軍配が上がった。

　ザ・プレジデンツカップのメンバーに選ばれるなどいつ優勝してもおかしくなかったアンサーは「現実ではないみたい」と振り返り、喜んだ。東京五輪にも出場し、疲れているなかでのプレーになったが、見事にWGCという大きなタイトルを掴んだ。祝杯は自身がプロデュースしたテキーラであげるに違いない。


　幼い頃からの夢が叶った瞬間だった。

　米男子ツアーのWGC-FedExセントジュードインビテーショナルで、タイトリスト ボールプレーヤーでプロV1を使用するエイブラハム・アンサーが3人によるプレーオフを制し、嬉しいツアー初優勝を飾った。

「10歳の頃からPGAツアーで勝つことが夢だった」というアンサーは、第2ラウンドで8アンダー「62」をマークし、上位に浮上。4ラウンドすべてで60台をマークし、通算16アンダーとしプレーオフへの切符を手に入れた。

　アンサーの好調なプレーを支えているのは、タイトリスト プロV1のトータルパフォーマンスにある。

「ゴルフボールの高いパフォーマンスはゲームのあらゆる面で必要です。プロV1はグリーンの周りでのアプローチでは求める通りの非常にソフトな打感で、驚くほどスピンをかけることができます。一方、ロングアイアンでは、私にとって完璧といえる適正なスピンを生み出し、高さとキャリーを正確に刻むことができます。ショートゲームとロングゲームの異なるニーズを叶えてくれるボールは他にありませんでした。インパクトの瞬間、私にはボールがどこに飛んでいくのかが正確にわかります。打球を追わなくても、です。それほど私はプロV1に全幅の信頼をおいています」

　この初勝利によって世界ランキング11位、フェデックスカップポイントランキングでも6位にジャンプアップしたアンサー。メキシコ期待のニューヒーローは、勝利のためにタイトリスト プロV1を選んでいる。