海外男子メジャーの全英オープンゴルフ選手権は16日、英国のロイヤルセントジョージズゴルフコースで第2ラウンドが終了。30歳の誕生日を迎えた木下稜介が3バーディ、2ボギーの1アンダー「69」をマークし、通算1オーバー65位タイで予選突破を果たした。

―誕生日おめでとうございます

　30歳の最初のホールでバーディが獲れたので嬉しかったです（笑）。

―前日同様に左からの風でした

　昨日までは左からの風でもドローボールを打っていたんですけど、今日はフェードボールにしようと思ったのがうまくフェアウェイを捉えてくれて、風にもうまく対応できたかなと思います。

―カットラインぎりぎりのプレーでした

　そこを意識せずに回ってたんですけど、思ったようにスコアが伸ばせなくて、後半の3、4ホールはそこをどうしても意識するようになってだいぶ硬くなってしまいました。まだ終わってはないですけど、スコアを落とさず終われて良かったかなと思います。

―残り3ホールの粘りは見事でした

　初日の2番、3番のダブルボギーもそうですけど、10番、11番でボギーが続いて今までの自分ならそこからズルズルと崩れていたと思うんですけど、日本で優勝もできて結果も少し出てきて、自信を持ってプレーできているのは一番大きいかなと思います。

―2日間9バーディは上位選手と同程度の数字です

　ということはボギーとかダボも多いですけど（笑）、でもこのメジャー大会でたくさんのバーディが獲れているということは本当にさらに自信にもなります。パッティングで逆に苦戦するかなと思ったんですけど、本番はスピードもあってきてバーディもたくさん獲れて、自分ではあまり信じられないですけど本当に嬉しいです。

―残り2日間に向けて

　目標にしていたトップ10に入りたいです。そのためには第3ラウンドにビッグスコアが必要になってくると思うので、明日は5アンダーを目標にプレーしたいと思います。