ニュース・コラム

国内男子

三つ巴のプレーオフを制しツアー通算5勝目 ショーン・ノリスの4日間

2021年5月25日(火)午後1:45

 日本初のプロアマ形式の大会として行われた国内男子ツアーのゴルフパートナー PRO-AM トーナメント(茨城県/取手国際ゴルフ倶楽部)はショーン・ノリス(南ア)の優勝で幕を閉じた。

 アマチュアと一緒に回るということもありコースの難易度は高くなく、最終日に「58」をマークした選手もいた。ノリスも初日「60(首位タイ)」とロケットスタートを切り、2日目と3日目はともに「68」としっかり伸ばし、首位と5打差の単独6位で最終日を迎えた。

 ノリスは「63」と猛チャージしたが他の選手も大きく伸ばしていたため、大槻智春、スコット・ビンセント(ジンバブエ)と通算21アンダーで並びプレーオフに突入。18番パー4の繰り返しで行われ、1ホール目でノリスとビンセントはバーディ、大槻はダブルボギーを叩き脱落。2ホール目でノリスがパー、ビンセントがボギーとし、ノリスがツアー通算5勝目を手にした。

 優勝した瞬間はこみ上げるものがあった。2020年は新型コロナウイルスの影響でツアーには1試合も出場することができなかった。また、今回はキャディの弟もおらず72ホールをセルフでラウンド。プレーオフだけは仲の良い選手のキャディに担いでもらっていたが、孤独な戦いとなった。それでも三つ巴のプレーオフを制して掴んだ勝利。その嬉しさは表現できないほどだろう。



 大混戦の最終日、5打差スタートからの大逆転優勝だった。

 国内男子ツアーのゴルフパートナー PRO-AMトーナメントにおいて、タイトリストボールプレーヤーでプロV1xを使用するショーン・ノリスが、スコット・ビンセント(NEW プロV1x)、大槻智春(プロV1)とのプレーオフを制し、見事、日本ツアー5勝目を大逆転で飾った。

 首位と5打差でスタートしたノリスは、出だしから3連続バーディで波に乗り、10番ではイーグルを奪うなど好調なゴルフを展開。1イーグル、6バーディ、1ボギーの「63」で通算21アンダーまでスコアを伸ばし、勝敗をプレーオフに持ち込み大逆転Vを引き寄せた。

 今大会では、プレーオフを争った3選手すべてがタイトリスト ボールプレーヤーだっただけでなく、4位タイまでに入った10選手中6名がプロV1・プロV1xを使用するプレーヤーだった。

 好スコアが続出し、スコアを伸ばさなければ上位に残れないゲーム展開の中で、プレーヤーたちを支えたのがタイトリストゴルフボールのトータルパフォーマンスだった。大きな飛距離を獲得しつつフェアウェイをキープしていく卓越したドライビング性能。中・長距離からでも確実にグリーンを捉えていく安定した方向性とスピン性能。そしてグリーン周りから確実にカップに寄せるショートゲームでのコントロール性能が、伸ばし合いのサバイバルゲームにおいて大きな支えとなっていた。

                                                          ※ダレル・サーベイ社調べ
 
(写真:Getty Images)

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