6日、国内女子ツアーのゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント（岐阜・みずなみCC）は第2ラウンドの競技を終了。8アンダー64と爆発した申ジエ（韓）が通算10アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に躍り出た。1打差の2位にイム・ウナ（韓）。前日のトーナメントリーダーの1人、原江里菜は通算8アンダー3位タイに順位を落とした。

　申が全英リコー女子オープンでメジャー王者に輝いた実力を見せ付けた。2アンダー15位タイからスタートすると、前半で3つのバーディを奪い、リーダーボードを駆け上がっていく。後半も最初の10番パー5でイーグル。その後も3バーディを獲り、ノーボギーの8アンダー64と完璧なラウンドを披露した。通算10アンダートップに立ち、3月のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップに続く国内女子ツアー2勝目に王手をかけた。

　また、藤田幸希も優勝戦線に浮上した。申と同じく15位タイで出て、前半は3バーディ、2ボギーと静かな展開だったが、後半にバーディを量産。3連続を含む5つのバーディを奪取し、原と同じ3位タイに順位を上げた。7月の明治チョコレートカップでは勝った不動裕理に1打及ばず、2位タイで涙を呑んだ。今大会では勝ち星を挙げ、その悔しさを晴らしたい。

　その他、6連続バーディを奪ったアマチュアの金田久美子が7アンダー65の好スコアをマークし、通算5アンダー7位タイにジャンプアップ。通算4アンダー12位タイに古閑美保、諸見里しのぶ、前週勝利した北田瑠衣らがつけている。ディフェンディング・チャンピオンの飯島茜は通算1アンダー34位タイ。現在賞金ランク1位の福嶋晃子はカットラインぎりぎりの通算1オーバー45位タイで予選通過した。