海外男子
ファウラー「真っすぐ打つのが難しくなる」 デシャンボーのボール初速は速すぎ?
2020年6月19日(金)午後7:15
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先週のチャールズ・シュワブ・チャレンジから注目を集めているブライソン・デシャンボー(米)に対して、リッキー・ファウラー(米)が「ボール初速を上げすぎると球を真っすぐ打つのが難しくなる」とコメントをした。
デシャンボーは自粛期間中に体重を約10キロ増やし、体格はプロレスラーのように。前週大会初日には平均340ヤードを記録し、周りを驚かせた。しかもドライバーのロフト角を5.5度にしていたのだからさらに驚きだ。
18日、米男子ツアーのRBCヘリテイジ(米サウスカロライナ州/ハーバータウンGL)初日を終え、デシャンボーとファウラーは4アンダー16位タイと好発進を決めた。
気になるデシャンボーの平均飛距離は293ヤード。ハーバータウンGLは方向性が求められるコースなので抑えたり、フェアウェイウッドで打つ場面が多々あったが、それでも飛んでいる。
ファウラーは「彼がしてきたことは素晴らしい。去年と比べると明らかに体つきが違い、スピードもパワーもある。しかし、ピークというものがあり、ボール初速は190mph(約84m/s)くらいまでが理想。200mph(約89m/s)を超えてくるとボールを真っすぐ打つのは難しいと思う。ドラコンプロなら8球中1球がまともに行けばいいが、ツアーではそうもいかない。ただ、デシャンボーは素晴らしいよ」と考えているようだ。
確かにデシャンボーの打ち方はドラコンプロのようになった。特徴的なのが左足だ。レクシー・トンプソン(米)、バッバ・ワトソン(米)がそうだが(ワトソンの場合は右足)インパクトの瞬間に飛ぶような動作を入れ、フィニッシュ時の左足(のつま先)は進行方向を向いている。
はたから見ると無理やりスイングしているように見えるが、ゴルフ科学者なりの考えもあり、そのスイングに耐えきれる体になったため今のところ問題は無いのだろう。
デシャンボーも先週「試合をするごとに体重は減っていくと思う」と冷静に分析できているようなので、その都度、対応していくことだろう。ファウラーの言う通り、今後どのようになるのか楽しみだ。
デシャンボーは自粛期間中に体重を約10キロ増やし、体格はプロレスラーのように。前週大会初日には平均340ヤードを記録し、周りを驚かせた。しかもドライバーのロフト角を5.5度にしていたのだからさらに驚きだ。
18日、米男子ツアーのRBCヘリテイジ(米サウスカロライナ州/ハーバータウンGL)初日を終え、デシャンボーとファウラーは4アンダー16位タイと好発進を決めた。
気になるデシャンボーの平均飛距離は293ヤード。ハーバータウンGLは方向性が求められるコースなので抑えたり、フェアウェイウッドで打つ場面が多々あったが、それでも飛んでいる。
ファウラーは「彼がしてきたことは素晴らしい。去年と比べると明らかに体つきが違い、スピードもパワーもある。しかし、ピークというものがあり、ボール初速は190mph(約84m/s)くらいまでが理想。200mph(約89m/s)を超えてくるとボールを真っすぐ打つのは難しいと思う。ドラコンプロなら8球中1球がまともに行けばいいが、ツアーではそうもいかない。ただ、デシャンボーは素晴らしいよ」と考えているようだ。
確かにデシャンボーの打ち方はドラコンプロのようになった。特徴的なのが左足だ。レクシー・トンプソン(米)、バッバ・ワトソン(米)がそうだが(ワトソンの場合は右足)インパクトの瞬間に飛ぶような動作を入れ、フィニッシュ時の左足(のつま先)は進行方向を向いている。
はたから見ると無理やりスイングしているように見えるが、ゴルフ科学者なりの考えもあり、そのスイングに耐えきれる体になったため今のところ問題は無いのだろう。
デシャンボーも先週「試合をするごとに体重は減っていくと思う」と冷静に分析できているようなので、その都度、対応していくことだろう。ファウラーの言う通り、今後どのようになるのか楽しみだ。
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2019-20 RBCヘリテイジ ※日程変更
6月18日(木)~6月21日(日)