米男子ツアーのチャールズ・シュワブチャレンジは14日、米テキサス州のコロニアルカントリークラブ（7,000ヤード・パー70）で最終ラウンドが行われ、ダニエル・バーガー（米）が2017年「フェデックス セントジュードクラシック」以来となるツアー通算3勝目を挙げた。

　「今日は何度も諦めかけた。でも踏ん張ることが出来たし、最後の5ホールは過去6年間プレーしてきた中で最高のゴルフだった」

　3か月ぶりのトーナメントは「無観客」という独特の雰囲気の中で行われた。そのため勝利を収めたバーガーに送られた拍手はクラブハウスの近くにいた数人と少し寂しいものとなってしまったが、それでもバーガーは「確かにいつもとは違います。でも最終的に僕がトロフィを持っている、僕にとってはそのことが全てです」と喜びを噛みしめた。

　また「安全のためにできる限りのことはしました。手洗い、顔を触らない、可能な限りマスクを着用、そして社会的距離を保つこと。（大会前の）ウイルス検査で僕は健康であると知っていましたし、コースに入る前にも毎日体温測定をしていて、ここに居た全ての従業員やスタッフが同じことをしていたことを知っています」と、ツアー再開初戦は安全に配慮して行われていたことを改めて強調していた。

（写真：Getty Images）