米国 vs. インターナショナル（欧州除く）の名誉をかけた2年に1度の戦いであるザ・プレジデンツカップが、現在豪州のロイヤル・メルボルンGCで開催されているが、2015年大会は韓国で行われることが明らかになった。

　米国チームとインターナショナルチームのホームアンドアウェー方式で行われている同大会は、次回の2013年は米国のオハイオ州ミュアフィールド・ビレッジGCが舞台となることがすでに決定している。だが、その次となる2015年は韓国でアジア初の開催が決まった。

　今大会のインターナショナルチームには、崔京周、Y・E・ヤン、金庚泰の3人の韓国勢がおり、確かにアジアの中で韓国勢の実力は光っている。2週前に中国で行われたWGC-HSBCチャンピオンズの時も、米男子ツアーのコミッショナーであるティム・フィンチェム氏がアジアでの開催を匂わせていたが、その言葉どおりの決定となった。

　韓国勢3人は、開催を喜ぶと同時に自国開催となる4年後まで調子を維持することを誓い、精進を続けていく構えだ。

　アジアでの大会開催は喜ばしいこと。だが、同じアジアでもツアーの規模は韓国より遥かに大きく、ワールドカップ開催経験も2度ある日本は、ザ・プレジデンツカップにおいては出遅れた感が否めない。