米男子ツアー11勝のジョン・クック（米）が、2年に1度の名誉をかけた米国 vs. 世界選抜（欧州除く）の戦い、ザ・プレジデンツカップ（現地時間17?20日／豪州、ロイヤル・メルボルンGC）の副主将に就任する。

　フレッド・カプルス主将率いる米国チームは、米チャンピオンズツアーで活躍中のジェイ・ハース（米）と、主将推薦で出場するタイガー・ウッズ（米）の親友でもある元NBAのスーパースターで、前回大会も副主将を務めたマイケル・ジョーダン氏の2人がカプルス主将をサポートするはずだった。

　だが、ジョーダン氏が筆頭オーナーを務めているNBAシャーロット・ボブキャッツの仕事のため現地入りできないことから、急遽クックに白羽の矢が立った。

　カプルス主将は「お互い（レギュラー）ツアーに参戦していた80年代、ジョンとは仲良くしていた。ジョンもジェイも、米国チームのために素晴らしい働きをしてくれるだろう」とコメント。クックも「この話をもらって興奮した。ジェイも前回、副主将として経験したことが自分のキャリアのハイライトの一部だと話してくれた」と、喜びを隠さなかった。

　米国チームは同大会では、6勝1敗1引き分けと圧倒的な強さを見せているが、今年の大会の前評判は今ひとつ。これを吹き飛ばすために、クック副主将も一肌脱ぐことになる。