16日、イタリア出身のフランセスコ・モリナリが7月24日開幕予定の東京五輪について「延期すべきだと思う」とイタリアの通信社「ANSA」に語った。

「健康が最優先であり、スポーツはその次。世界中のアスリートとスタッフを夏までにどうやって（日本に）集めるか見当もつかない。私はロンドンに住んでいるが、イタリアの現状を知り、とても心配している」

　中止や延期の判断を下した米男子ツアーについては「賢明な判断だと思う。世界中でプレーするゴルファーはウイルス検査で陽性となる可能性もある」とコメントをしている。

　イタリア政府は16日、新型コロナウイルスによる死者は2,000人を超え、感染者数は24,700人以上であると発表した。