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海外男子

T.ハットン、英国勢初のアーノルド・パーマーインビテーショナル制覇

2020年3月10日(火)午後0:30

 ティレル・ハットンが米男子ツアーのアーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカード(米フロリダ州/ベイヒルクラブ&ロッジ)でツアー初優勝を挙げた。英国勢で今大会を制するのは初めてのこと。

 欧州ツアー通算4勝のハットンが今回勝てた理由は、2016年、2017年とアルフレッドダンヒルリンクスチャンピオンシップで優勝していたことと、予選ラウンドでスコアを伸ばしていたことが大きい。

 アンダーで大会を終えたのはハットン(通算4アンダー)、マーク・リーシュマン、イム・ソンジェ、ブライソン・デシャンボーの4人。リンクスのように風が強く、大勢の選手が苦戦していた。

 3日目には松山英樹が8オーバー80、ブルックス・ケプカが9オーバー81を叩くなど、パーがバーディでボギーがパーと考えなければならない状況だった。

 そのなかハットンは4アンダー、3アンダーと通算7アンダー首位タイで決勝ラウンドへ進み、週末は1オーバー、2オーバーと回りが大きく崩れる中、ハットンは耐え勝利を掴んだ。

 前週のザ・ホンダ・クラシックでは同じく英国出身のトミー・フリートウッドが米ツアー初優勝を逃していただけに、ハットンも気合が入っていたのは間違いない。

 優勝インタビューでは「イライラした場面もあったが、セルフコントロールが上手くいった。米ツアーを代表するようなコースで勝てるなんて夢みたいだ」とハットンは話した。



 リンクスのようなコースを攻略したハットンはタイトリストのプロV1x ボールとNEW ボーケイ・デザイン SM8 ウェッジ(54°、60°)を使用している。

 また、カタールのエデュケーションシティGCで開催された欧州男子ツアーのコマーシャルバンク・カタールマスターズでは、プロV1 ボールを使用するスペイン出身のホルヘ・カンピージョ が、同じくタイトリストボールプレーヤーでプロV1xを使用するスコットランド出身のデービッド・ドライスデール をプレーオフ5ホール目で下し、ツアー通算2勝目を挙げた。


*ダレルサーベイ社調べ

(写真:Getty Images)

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