国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープンは9日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコースを舞台に最終ラウンドの競技が終了。テレサ・ルー（台）が通算11アンダーで今季初優勝を挙げた。

　首位と4打差の2位タイからスタートしたルーは、3番パー3でホールイワンを達成。その後も4番、5番で連続バーディ、9番でもバーディを奪い、5アンダー31で前半を折り返す。後半はスコアメイクに苦しんだが、1イーグル、4バーディ、2ボギーの4アンダー68でフィニッシュ。通算11アンダーでツアー通算13勝目を挙げた。

　一方、単独首位でスタートした申ジエ（韓）は3つのボギーを叩き前半を折り返す。後半もスコアを伸ばすことができず、3オーバー75でホールアウト。キム・ハヌル（韓）と並ぶ通算8アンダー2位タイとし、ツアー通算14勝目とはならなかった。

　首位と5打差の単独4位に鈴木愛、6打差5位タイには笠りつ子、原江里菜、鬼頭桜、サイ・ペイイン（台）が続いた。また、昨年覇者の菊地絵理香は通算1アンダーの17位タイに終わった。