ジャスティン・トーマス（米）が米男子ツアーのザ・CJカップ at ナイン・ブリッジスでツアー通算11勝目、大会2勝目を手にした。

　2017年大会は通算9アンダー、プレーオフでマーク・リーシュマン（豪）を破っての優勝だったが、今回は通算20アンダーでの優勝。同じコースだがバーディ合戦となった。

　初日4アンダー9位タイ発進のトーマスは2日目に「63」とビッグスコアを記録し首位に浮上。そこからトップの座を奪われることなく最後まで走り続けた。

「最高な気持ち。勝つために必要なことをやった」「自分としてはまだ11勝。40勝とか50勝したら“やっと”と言えるけど」とトーマスはコメント。

　アジアでめっぽう強いトーマスは今週のZOZO チャンピオンシップ（千葉県／アコーディア・ゴルフ習志野CC）に出場する。韓国で見せつけた強さを日本でも披露してくれるだろうか。



　タイトリスト ブランドアンバサダーのトーマス。今季のティー・トゥ・グリーンで5位に入っており、正確なアイアンショットが光る。コントロール性に優れたNEW 620 MB アイアンを基本にしながら、#4アイアンに許容性の高いNEW T100を選び安定感をプラスしたセッティングが韓国での優勝を大きく支えた。

ジャスティン・トーマスのギアセッティング
ボール：Pro V1x
ドライバー：TS3 （9.5°）
フェアウェイウッド：TS3 (15°), 915Fd （18°）
アイアン：NEW T100 （#4）、 NEW 620 MB （#5-9）
ウェッジ：ボーケイデザイン SM7（46°、52°、56°）、SM6（60°）
パター：スコッティキャメロン X5

　国内男子ツアーの日本オープンはチャン・キム（米）が優勝。同選手はプロV1x ボール、ボーケイ・デザイン SM7（56°）、ボーケイ プロトタイプ（60°）のウェッジを使用。

　米女子ツアーのビュイックLPGA上海ではタイトリストボール、ウェッジ、パタープレーヤーが1、2フィニッシュを果たした。ボール使用率は85％で、勝利したダニエル・カン（米）はプロV1xボールを使っている。

　欧州男子ツアーのフランスオープンは6試合前から契約外でプロV1xにスイッチしたベルギー出身のニコラス・コルサーツが7年ぶりに勝利を掴んだ。

（写真：Getty Images）