タイガー・ウッズ（米）が米男子ツアーのフォールシリーズ第2戦、フライズ・ドットコム・オープン（現地時間10月6?9日／カリフォルニア州、コードベールGC）に出場することがわかった。

　カリフォルニア州出身で名門、スタンフォード大学でも学んだタイガーだけに「地元の州でプレーするのはいつも楽しいものだ。この大会はぼくのスケジュールに完璧に合っている。古い友達に合うのを楽しみにしているよ」と、自分のウェブサイトで公表している。

　タイガーは豪州で行われるザ・プレジデンツカップ（現地時間11月17?20日／ロイヤル・メルボルンGC）米国チームのメンバー入りすらできておらず、フレッド・カプルス主将（米）が「タイガーはチームに必要だ」と主将推薦でピックアップすることを公言し、周囲からは批判が続出。チームメイトたちとの確執まで予想される有様だ。そのため、2年に1度のインターナショナルチームとの激突を前に、いいプレーを見せなくてはならない状況に追い込まれたと言うのが実情のようだ。

　大会側はもちろん、シード権争いがメインのフォールシリーズにタイガーが出場してくれるのは大歓迎。だが、追い詰められたタイガーは出場を決めた以上、絶対に勝たねば後がない。