先日終了したWGCのCA選手権で20位タイに食い込んだローリー・マッキルロイ（北アイルランド）が、タイガー・ウッズ（米）の言葉によって自信を深めた。

　19歳のマッキルロイは、2月のドバイ・デザート・クラシックで欧州ツアー初優勝を遂げ、マスターズ出場権を獲得すると、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権から米国入りし実力を発揮している。

　CA選手権の最中には、世界ランクNo.1のタイガーが「ゴルフ界の将来を考えると、ローリー・マッキルロイの名前が浮かんでくる。トップの座につくのは間違いない。彼には誰が見てもわかる才能がある。ショット、パット、精神力、そのすべてにだ。まだ19歳だから、あとは経験を積めば自然にNo.1になるはずだ。できれば、その時ボクはもういたくないね」と笑いながら口にした。日本では“北アイルランドの石川遼”とも称されるが、現状ではマッキルロイの方が実績は上をいっている。