国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城は1日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 山名コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。イ・ミニョン（韓）が、4アンダー68の内容で、単独首位に浮上した。

　首位と4打差の単独3位からスタートしたイは、2番から連続バーディをマークすると、7番、8番でもバーディを奪い、前半を折り返す。3つスコアを伸ばして迎えた後半も安定したプレーを披露し、トータル6バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。通算7アンダーとし、後続に2打差をつけてツアー初優勝に王手をかけた。

　通算5アンダー単独2位には、渡邉彩香。2バーディ、2ボギーとスコアメイクに苦しむも、上りホールでバーディを奪い、1アンダー71で3日目の競技を終えている。また、後半だけで6つのバーディを奪うなど猛チャージを見せた申ジエ（韓）は、6アンダー「66」で前日の15位タイから3位タイに急浮上した。

　一方、前日トーナメントレコードをマークし、単独トップに躍り出たアン・ソンジュ（韓）は、1番からダボを叩くなど、4オーバー76と大きくスコアを落とし、通算3アンダー単独6位。好調の川岸史果は、通算1オーバー11位タイで西山ゆかり、ぺ・ヒギョン（韓）と並ぶ。ホステスプロの大山志保は、笠りつ子、上田桃子らとともに通算2オーバー14位タイで最終日を迎える。